ご挨拶

はじめに、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔み申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。
また、治療や感染拡大の防止にご尽力されている医療関係者の方々、ライフラインに関わる事業従事者の方々に心より感謝申し上げます。

当社におきましては、運用不動産におけるテナント様やご利用者様の安全確保に努めるとともに、社員には在宅勤務の促進を行うなど、日々変わる状況の中、健康と安全を第一に考えて様々な施策を実行しております。

さて、当社は日本有数の総合商社である三菱商事と、世界最大級の金融グループであるUBS AGが、J-REITの草創期である2000年に合弁で設立した資産運用会社です。当社グループは、国内最大級の総合型REIT日本都市ファンド投資法人(以下JMF)及び産業用不動産に特化した産業ファンド投資法人(以下IIF)の2つJ-REITを運用しており、運用資産残高(取得価格ベース)は1兆5,000億円※1を超えています。

私たちは、日本最大級の資産運用会社として、投資主の皆さまとの対話を大切にし、受託者責任を着実に果たしていくとともに、「不動産への投資運用を通じて、社会に新たなニーズを創出し、人々の期待を超える価値を創造していく」ことを企業理念として掲げ、投資主価値の向上を目指しております。

その一環として、当社グループでは従来からESG(Environmental:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)への取り組みを推進しております。重要度の高い取り組みとしては、気候変動への対応が挙げられます。2019年8月に、金融安定理事会により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」に賛同を表明し、不動産投資運用による気候変動への影響を減らす取り組みを推進していく所存です。また、2020年1月には最高サステナビリティ責任者を新たに設置し、代表取締役副社長の就任によりサステナビリティ推進体制の強化を図りました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)からの復興においても、ESGへの取り組みはますます重要性を増すものと認識しております。

また、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、デジタル革命は加速化し、社会構造や生活様式は新たな状態に移行していくものと考えられます。それに伴い、今後の不動産の在り方も大きく変化していく可能性があると認識し、柔軟でプロアクティブな資産運用に努めてまいります。

今後とも、不動産金融ビジネスをリードするプロフェッショナル集団として、環境や社会的責任に留意しつつ、当社グループ一丸となって更なる飛躍を目指してまいりますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 2020年6月
代表取締役社長

※1 2021年3月1日時点