ご挨拶

今般、三菱商事・ユービーエス・リアルティ株式会社(以下当社)の代表取締役社長に就任いたしました岡本勝治でございます。
当社は日本有数の総合商社である三菱商事と、世界最大級の金融グループであるUBS AGが、J-REITの草創期である2000年に合弁で設立した資産運用会社です。当社グループは、商業施設に特化した日本リテールファンド投資法人(以下JRF)、産業用不動産に特化した産業ファンド投資法人(以下IIF)、そして主としてオフィスビルを投資対象とするMCUBS MidCity投資法人※1の3つのJ-REITを運用しており、運用資産残高(取得価格ベース)は1兆4,400億円※2を超えています。
私たちは、日本最大級の資産運用会社として、投資主の皆さまとの対話を大切にし、受託者責任を着実に果たしていくとともに、「不動産への投資運用を通じて、社会に新たなニーズを創出し、人々の期待を超える価値を創造していく」ことを企業理念として掲げ、投資主価値の向上を目指しております。
その一環として、当社グループでは従来からESG(Environment:環境、Social:社会、Governance:ガバナンス)への取り組みを推進しており、最近の事例では、2018年5月のJRFによるJ-REIT初のグリーンボンド発行や、2019年1月には、IIFが、地域経済の発展を不動産で支えるという理念のもと、J-REITとして初めて国連環境計画・金融イニシアティブ(UNEP FI)が提唱する「ポジティブ・インパクト金融原則」に基づく匿名組合出資持分取得を行うなど、「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals: SDGs)※3 を取り入れたESG活動に積極的に取り組んでいます。
また、第四次産業革命ともいえるAI/IoTの導入や最先端技術の開発、これに伴うe-コマース、シェアリングエコノミーや自動運転等モビリテイの進展による社会構造の変化が今後、不動産のあり方にも大きな変化を起こし得ると認識しています。
当社はこうした事業環境の変化を見据え、プロアクティブな資産運用に努めることに注力してまいります。
今後とも、不動産金融ビジネスをリードするプロフェッショナル集団として、環境や社会的責任に留意しつつ、当社グループ一丸となって更なる飛躍を目指してまいりますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。

 2019年2月
代表取締役社長

※1 MCUBS MidCity投資法人の資産運用会社は、MCUBSが85%出資しているMCUBS MidCity株式会社となります。
※2 2019年1月31日時点
※3 2015年9月に国連サミットにおいて採択された2016年から2030年までの国際目標。